二度目の【父帰る】

 入口のブロック塀の前に
米軍の赤十字マークがある箱型の病院車が止まっていた。

 オトォーさんが運ばれて来た、オカァーさんも一緒だ。

 ぼくは 嬉しくなって、隣の地境に植えてある箸竹を、
何度も 何度も、潜りぬけていた。
   (ミーゾーとナァーカの仕切りは、箸に 直ぐに使える細い山竹で仕切っていた。)


 隣に住んでいる ナァーカの ‟ トヨ ” 伯母さんが
「オトォーさんが帰って来たねぇ…、よかったね …!」 と、
言った、・・・・・・ ぼくは 嬉しくて、コックリ と頷いた。

二度目の【父帰る】

    《 死 》と言う意味が理解できてない ぼくでした。
二度目の【父帰る】

             3歳10ヵ月頃。 


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