与那のガンセキ

     『与那ガンセキ』



 奥間から 与那までは、軍道1号線を(県道58線)通って行く、
辺士名・宇良・伊地を過ぎて与那のガンセキに至る。

従兄の(年長者)ノブヤーの ‟ノブ兄さん” と、オバァーさんと
オカァーさんは稚児の妹(悦子)を背負って、ぼくと5名で
リヤカーを曳いて、与那のガンセキに ガシサー(雲丹)
捕りに行った …!、 オジィーさんは 、
          小学校創立の手配で 多忙な毎日だ。

コーラル舗装の道は 所々凸凹で、雨降り後で
雨水が溜っていた、与那のガンセキ手前で、リヤカーを置いて
海に降りる、ぼくは 杢麻黄の木陰で 妹・悦子を看ている。

オバァーさんとオカァーさんは、ガシサーを捕っている序に、
ナチョーラ(海人草)を採って来た。
日が傾き 各人のバーキが8分目になって帰る。

 捕って来た ガシサーを、シンメーナビで
棘がバラバラになるまで煮て砕く、
塩で漬け込んで 豚の餌の出汁にするのだ。 

与那のガンセキ


 青い印の有る場所で、リヤカーを置いて海に降りる、
                 旧道は海岸沿いにある。

与那のガンセキ


 旧道の橋が有る風景、 与那寄りに【ゴジラ岩】が有った。
与那のガンセキ


 忘れた軍道1号線の傍に、
       与那寄りに 赤く錆びた【難破船】が有った。

与那のガンセキ
与那のガンセキ
与那のガンセキ


最初は海沿いの道➡一次トンネル開通➡二次トンネル開通(現在)

与那のガンセキ


       ぼくが4歳半の頃
与那のガンセキ


    《特別付録》
     
忘れられた 一次トンネル。

与那のガンセキ
与那のガンセキ
与那のガンセキ
          忘れられた 海沿い旧道の風景!


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